劇団四季のキャッツを観てください
もう本当に今更の今更ですけど、観に行ったことない人にぜひ観て欲しくて書きます。
観に行く度にレベル高いなぁと思わせてくれるのがキャッツです。
現在の大井町(品川駅の隣)公演は2021年6月に千秋楽が決定しています。行ける人今すぐ行って!!!
いつも行ってるところって全然写真撮ってないことに気づく…良い画像がない…
キャッツの何が凄いか…
1 運動量がハンパじゃない
私が知るミュージカルの中で運動量はダントツの第一位です。踊る曲が最初から最後まで続きます。踊り担当の猫を中心に観ていくとえ?まだ踊るの?いつ終わるの?って思い始めてきます。ハードすぎて裏では色んなことが起きてるっていうのは日常的に聞くほどです。だからこそ観客は有り難く観ておくべきなのです。
2 日本オリジナル演出です
劇団四季はライオンキングやアラジンやオペラ座の怪人のように版権元の演出を忠実に守る作品もありますが…このキャッツやエビータ、ジーザスクライストスーパースターなどは意外にも自由度が高く演出面のスタッフは日本人ですし、登場する猫も国によって違います。だから海外でキャッツを観た時にこれ何の猫!?って混乱するほど。現在は演出を一部変更して上演していますができるだけ客席の近くで演じてくれます。
3 劇場がゴミ祭りです
キャッツシアターはキャッツをやるためだけに建てられています。客席に入ると一面がゴミだらけです。作品の設定が「都会のゴミ捨て場」なのでゴミに囲まれながら観られます(言い方)猫の目線でゴミも大きく作られているため、映画のキャッツの比率がいかにおかしかったかハッキリとわかります(・∀・)
以前はそのゴミにも触ることができました。(念のため毎回係員さんにOKか確認していましたが) 現在はコロナの影響によりどうなっているか不明なので必ず係の人に確認してくださいね!近くでウロウロ観る分には問題ないと思います。
キャッツを観る前に…
1 この作品はダンス公演です
少なからずわたしはそう思っています。もちろんシンガーさんも居て歌を聞かせてくれますが基本的にはダンスを見せる演目とわたしは認識していますので足上がるなー!柔らかいなー!っていう感想でOKなのです。
2 あらすじは超簡単です
年に一度、新しい命を得るために天井にのぼる一匹の猫が選ばれます。これに選ばれることがあちらの世界ではステータスになっています。参加者が俺だ!私だ!って自己紹介をしていく…ってだけです。ストーリーがわからなかったという声をたまに聞きますが実のところ…ストーリーはあまりありません…
3 好きな猫を見つけましょう
キャッツの猫も本当の猫のように、いやそれ以上に?それぞれ性格がバラバラです。かっこいい猫からかわいい猫までいます。全部を一気に覚えるのは大変ですが推し猫ができるとまた楽しいのです。ちなみにわたしは昔からギルバートとランパスキャットが好きです。
4 ロイドウェバーの素晴らしい音楽
ミュージカルの作曲家の中で随一と呼ばれるほど変態なのがこのロイドウェバーです。が、このキャッツはかなりとっつきやすい曲が多いのて初めての方も楽しめるのではないかな?と思います。名曲のメモリーはラストに歌われます。おもいっきり堪能しましょう。
ちなみにですが…厳密に言うとキャッツを観て欲しいのでなく劇団四季のキャッツを観て欲しいんです。
この作品は群舞が特徴の舞台なので集団行動が得意な日本人によく合っています。これは国民性の違いなのですが今まで何カ国か観てきてやっぱりキャッツは日本が一番だなと私はずっと思い続けています。それと劇団四季はあくまで”劇団”です。外部の方が出演されることもありますが劇団だからこそできるパフォーマンスをしてくれます。
猫の動きの一つとっても劇団四季は緻密正確繊細丁寧です。また日本人は良い意味で体型が同じなので同じ動物として見れます。ブロードウェイで観たときはスタイルが良すぎたり体型がバラバラで猫ではなく人間に見えてしまって集中できず…あとあの派手な猫メイクももしかしたら顔の濃い人より薄い人のほうが映えるのかなーとも思っています。
今ならチケットが取れます!!!
予定が合わなくなってしまったらチケットのリセール制度(条件付き)があります!!!
行ける人はぜひ!!大井町の劇場が閉まる前に!!行ってください!!
にゃーーーー!!!!